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インド経済VS中国経済
日本が「中国ブーム」に沸いた90年代以降。そして、今、新たに「眠れる巨象」が目覚めたとしてインドが注目を浴びています。この両国を見て、日本に住む個人投資家として何を知っておくべきでしょうか。
まず、将来性や成長について、単純な優越をどうこう考えるのはあまり意味がありません。客観的なデータと予測の上で、今後両国がどうなっていくかを知っておく、という姿勢を持つのが最も望ましいと思います。
経済の基盤となる労働力。インドが人口において2030年までに中国を上回ることはほぼ確実視されています。GDPを含む経済成長率では、最近は10年以内にインドが中国を抜くという見方もありますが、これについては確実なことは何ともまだいえないと思います。インドが、これまでの社会主義色を振り払い経済成長に目覚める一方で、中国には北京オリンピック、上海万博という国を豊かにする「イベント」が待ち構えているからです。
ひとつ確実にいえることは、インドの中心産業として今後も伸びるのがIT分野であるということが圧倒的な強みであるということです。ITの逆アウトソース(インド→他国へのアウトソース)がすでに始まっていますが、この流れがさらに加速すれば、シリコンバレーのように世界中からの頭脳が結集する人的資本のポータルが出来ていく可能性があります。
この点、中国の場合は、政治的な問題もあり頭脳=ソフト産業の人材が、中国人以外の世界各国から集まることが少なく、また既に高コスト体質が始まっているという事実があります。
どちらか二者択一というのではなく。
それぞれの国の状態と、自分の投資計画を、個々の時点で比較して、投資判断に動いていくのが望ましいと思います。
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