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インドで垣間見たグローバル戦略 IBMはBRICsをいかに取り込むか 2006年8月31日
2003年、ゴールドマンサックス・レポートは「30億人を抱えるBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)が世界経済を牽引する力になる」と指摘し、2004年末には米競争力協議会(COC)の「イノベート・アメリカ」が「BRICs諸国を米企業のグローバル展開に国家戦略として取り込め」と提言しました。
そして、その提言を実践しているのが、イノベート・アメリカの議長だったサミュエル・パルミザーノCEO(最高経営責任者)率いる米IBMです。
BRICsを巡るIBMの動きは活発で、従業員を2年半で9000人から4万3000人へと増やしたインドIBMを筆頭に、05年だけでBRICs従業員は3倍、同地域での売り上げは23%増えました。
今年に入ってから研究・開発拠点は、ブラジルのサンパウロにLinux技術センターを、インドのバンガロールにソリューション&技術センター、上海とロシアにはメインフレーム開発研究所を開設しました。
また、6月初旬にはバンガロールでアナリストを集めて、海外で初めての年次投資家会議を行っています。これは多国籍からグローバル企業に変身するIBMの基本的な企業戦略にほかなりません。
このようなIBMの活発な展開について、IBM戦略に詳しいRITAコンサルティングの伊東玄主席研究員は、「BRICsの驚異的な伸びを、IBMを成長させるための基本戦略に据えた経営資源(人材・R&D拠点・サービス拠点)の再配置」と分析しています。その戦略の中心がインドというわけです。
IBMは、投資会議で「BRICs市場の主力はハードとソフト。その後サービスが拡大する」と説明しました。BRICsで、まずインフラビジネスの展開が起こり、ここに廉価な製品や廉価なシステムを投入し市場を席巻する、そうしておけば、あとはサービスが加速度的に増大するという構図なのです。
こうしたBRICs戦略の展開でIBMの売上成長は、従来の市場で年率2〜3%、BRICsなどで同3%、M&A(企業の合併・買収)で同1〜2%、と合計で同6〜8%増、利益は同10〜12%の成長を目指しています。
2003年、ゴールドマンサックス・レポートは「30億人を抱えるBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)が世界経済を牽引する力になる」と指摘し、2004年末には米競争力協議会(COC)の「イノベート・アメリカ」が「BRICs諸国を米企業のグローバル展開に国家戦略として取り込め」と提言しました。そして、その提言を実践しているのが、イノベート・アメリカの議長だったサミュエル・パルミザーノCEO(最高経営責任者)率いる米IBMです。
BRICsを巡るIBMの動きは活発で、従業員を2年半で9000人から4万3000人へと増やしたインドIBMを筆頭に、05年だけでBRICs従業員は3倍、同地域での売り上げは23%増えました。今年に入ってから研究・開発拠点は、ブラジルのサンパウロにLinux技術センターを、インドのバンガロールにソリューション&技術センター、上海とロシアにはメインフレーム開発研究所を開設しました。
また、6月初旬にはバンガロールでアナリストを集めて、海外で初めての年次投資家会議を行っています。これは多国籍からグローバル企業に変身するIBMの基本的な企業戦略にほかなりません。
このようなIBMの活発な展開について、IBM戦略に詳しいRITAコンサルティングの伊東玄主席研究員は、「BRICsの驚異的な伸びを、IBMを成長させるための基本戦略に据えた経営資源(人材・R&D拠点・サービス拠点)の再配置」と分析しています。その戦略の中心がインドというわけです。
IBMは、投資会議で「BRICs市場の主力はハードとソフト。その後サービスが拡大する」と説明しました。BRICsで、まずインフラビジネスの展開が起こり、ここに廉価な製品や廉価なシステムを投入し市場を席巻する、そうしておけば、あとはサービスが加速度的に増大するという構図なのです。
こうしたBRICs戦略の展開でIBMの売上成長は、従来の市場で年率2〜3%、BRICsなどで同3%、M&A(企業の合併・買収)で同1〜2%、と合計で同6〜8%増、利益は同10〜12%の成長を目指しています。
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